ことりのエコ生活

フェアトレード

フェアトレードとは

フェアトレードとは「公正な取引」のことで、アジア、アフリカ、南米などの社会的・経済的に立場の弱い人びとが生産した農作物、衣類、雑貨などを公正な価格で売買する仕組みです。
フェアトレードで公正な取引が大切にされることの背景には、立場の弱い生産者が生産したものを、生産者の利益が少ない形で不当に取引されてきたという歴史があります。例えば、コーヒーを栽培している高地の農村では、生産者が農作物を輸送する流通手段(トラックなど)をもたなかったため、生産したものを仲買人に売るしかなく、不当な価格で買い叩かれてきました。
また、多くの途上国では、カカオやコーヒーなどの換金作物の栽培ばかりが奨励された結果、土壌が疲弊し、生態系が破壊され、深刻な環境問題がもたらされました。土地が荒れたことにより、農作物などの収穫が激減して、現地の生産者がさらに困窮する、という悪循環も引き起こされています。こうした単一の換金作物は、先進国のニーズによって作られており、先進国が大きく関わっている問題でもあります。
フェアトレードは、不公平な取引や環境破壊により貧しい暮らしを強いられてきた立場の弱い生産者と直接つながり、自然農法や現地の伝統技術をいかした製品を公正な価格で輸入・販売し、環境と人に配慮した持続可能な交易を目指していく仕組みです。


映画『おいしいコーヒーの真実』

ちょっとコーヒーのお話をご紹介します。
全世界で1日20億杯も飲まれているコーヒー。しかし、トールサイズ1杯に私たちが支払う330円のうち、9割に当たる296円がカフェ、小売業者、輸入業者の手に渡り、コーヒー農家が手にするのはたった3〜9円なのだそうです。『おいしいコーヒーの真実』は、私たちが普段何気なく飲んでいるコーヒーにまつわる現実を伝える映画です。この映画ではエチオピアのコーヒー農家の困窮した状況を取り上げていますが、実際、いろいろな国のコーヒー農家は、生産コストを割るような低価格で買い叩かれ、貧困に苦しんでいるそうです。この映画をみると、いつも飲んでいるコーヒーに対する考え方が変わるかもしれません。劇場に出かけたり上映会の機会をみつけて、ぜひごらんになってくださいね。

おいしいコーヒーの真実について詳しくはこちらをごらんください。

おいしいコーヒーの真実

コーヒーを買うときは、公正な価格で取引され、生産者の自立を支援するフェアトレードのコーヒーをぜひ選んでください。小規模のコーヒー農家が自然農法によって生産したフェアトレードのコーヒーを支援することは、地球の環境を守ることにもつながります。


フェアトレードでお買いもの

消費者は、フェアトレード商品を購入することで、生産者の生活や地域の自立を支援すること、現地の環境を回復していくことに協力することができます。


ピープル・ツリー

ピープル・ツリーは、フェアトレードカンパニーによるフェアトレードの専門ブランドです。アジア・アフリカ・南米の約20か国、60団体の生産者パートナーによって、それぞれの特徴を活かして作られた、衣料品、アクセサリー、食品、雑貨などを、直営店(自由が丘店、表参道店)、全国の各小売店、通信販売にて消費者に届けています。


フェアトレードコーヒー 

フェアトレードのコーヒーは、農薬や化学肥料を使わず、自然に近い農法でコーヒーを栽培する小さな農家から、直接豆を買い取り、適正な代価を安定して支払うという取引の仕組みのもとで、私たちへ届けられています。コーヒーを買うときは、生産者の自立を支援し、地球の環境にも配慮されたフェアトレードのコーヒーを探してみてくださいね。フェアトレードのコーヒーは、各フェアトレード商品の取り扱い店や、WWFジャパンのパンダショップなどにもおいています。


フェアトレードチョコレート 

フェアトレードチョコレートは、ボリビアのカカオ、フィリピンやコスタリカのサトウキビなどを原料としています。これらの農産物は農薬や化学肥料を使わないなど、生産地の環境と人に配慮されています。また、チョコレートを加工する工程においても、乳化剤を使用せず、伝統的な製法を守るスイスの工場で「コンチング」と呼ばれる練り上げ工程に最大72時間かけて丁寧に作られています。このこだわりのチョコレートは、ご自分の楽しみにもお勧めですし、バレンタインデーなどの贈り物にも利用して、周りの人たちにもぜひ広めてください☆


※ このページのリンクからは、通販で購入できる楽天市場の店舗または商品一覧をご覧いただけます。

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